4月14日 建礼門院800年御遠忌 開白法要

 
 11時より、本堂にて滞りなく執り行われました。
晴れ間ものぞく春の薄日、境内に響く声明は厳かでありながら、静かに心癒す旋律でありました。
お運び頂いた御来賓の皆様には、篤く御礼申し上げます。 
 


 





開白法要に先立って秘仏御開扉法要も行われました。
初公開の秘仏・普賢菩薩像とともに、火災で焼損しました旧御本尊・地蔵菩薩像が収蔵庫にて拝観いただけます。



法要後は斎宴も催されました。
 


 4月15日 大原女・しば漬け発祥の地石碑建立法要
建礼門院御陵前の広場にて、法要が行われました。
建礼門院様が名付けられた「しば(紫葉)漬け」は大原発祥、また大原女の装束は建礼門院様に仕えた阿波内侍様をモデルにしたと伝えられています。石碑の前で、今に伝わる伝統に思いを馳せて頂けると幸いです。



なお寂光院では、拝観の方に受付にてしば漬けの無料接待を行っております。(5/12まで。なくなり次第終了いたします)


4月16日 小川流煎茶道 献茶式
本堂にて、小川 可楽御家元嗣による献茶式が行われました。
小川流煎茶道は約200年前、小川可進という方により京都で始められました。元医師という可進の衛生配慮、四季の気象を考慮した革新的な煎法は、京都の貴紳や文人たちに愛好されました。
春の空気にほんのりと漂う茶葉の薫りに、お地蔵様も和まれたことと思います。





 
4月20日 平家物語講演
客殿にて、関西学院大学名誉教授の武久 堅先生による平家物語講演が行われました。
演題は、この度の建礼門院800年御遠忌にちなみ、「平家物語 灌頂の巻 〜建礼門院の生涯をたどる〜」です。
ユーモアを交えつつの物語の読み解きや文献検証、お集まりの皆様も和やかながら真剣に聞き入っていらっしゃいました。




4月23日 裏千家 献茶式
本堂にて、千 宗室御家元による献茶式が行われました。
大原の春も盛りを迎えてはいましたものの少し寒さも残るこの日、本堂は凛と澄んだ空気に包まれています。
開祖・千利休の代から脈々と伝わる伝統の点前と、それに重なる声明が、端厳な雰囲気を織り成していました。
献茶式の後は、茶室「孤雲」にて茶会も行われました。




 



4月24日 薩摩琵琶奉納

客殿にて、薩摩琵琶奏者 井村右水さんによる奉納演奏が行われました。この度の御遠忌にちなみ、井村さんの作である「大原御幸」を演奏して頂きました。

今年の秋にも奉納演奏を予定していますので、今回聴き逃してしまった方は、秋をお待ち下さいませ!
(予定が決まりましたら、またお知らせ致します)

4月27日 ぜんざい無料接待
この日は、客殿にて終日ぜんざいの無料接待を行っておりました。
搗きたてお餅の入った温かいぜんざい、少し冷える日でしたので、身体に沁み入る甘いお味だったのではないでしょうか?沢山の方が舌鼓を打っておられました。ほっとするひと時を過ごして頂けていましたら何よりでございます。
今回の無料接待にご協力頂いた大原観光保勝会、及び地元大原のご有志の皆様、ありがとうございました。

 


4月28日 今様奉納
日本今様謌舞楽会の皆様により、本堂にて今様奉納が行われました。
「今様」とは1000年近く前の平安時代に流行した歌謡で、「今風の、当世風の」という意味です。後白河院は特に今様を愛好されたことで知られ、『梁塵秘抄』という歌謡集を編纂したほど。
見事晴れ渡った碧空の下流れる歌、鈴の音、そして白拍子の舞は、まさにかつてあった「今様」に時代を遡ったかのように流麗でした。

 



 

 

拝観でいらしていた皆様もカメラを手に手に、
堪能されていたご様子でした!

 
4月29日 中日法要 慈母讃嘆報恩会式
本堂にて、中日法要が執り行われました。
晴天に恵まれ、あたたかな春日の中の法要となりました。法要中は本堂にはお入りいただけませんでしたが、お庭に座る場所を用意しておりましたので、春の日差しの下、沢山の方にご一緒に手を合わせていただきました。この日のご縁に感謝し、御礼申し上げます。








4月30日 薩摩琵琶奉納

 客殿にて、薩摩琵琶奏者 友吉鶴心さんによる奉納演奏が行われました。
演奏前には琵琶の由来や演奏の際の技など、普段なかなか触れることの無い"琵琶知識"を教えて頂くことができました!
この日の演目は「壇ノ浦」。友吉さんの師匠である鶴田錦史さんが昭和39年に映画『怪談』のために作曲したものです。戦の激しい旋律と盛者必衰の静けさが相まった演奏に、皆様聴き入っていらっしゃいました。



5月3〜5日 平家琵琶奉納

客殿にて3日間にわたり、平家琵琶奏者 橋本敏江さんによる奉納演奏が行われました。
平家物語のうち、建礼門院様をめぐる5章段の物語は『灌頂の巻』と名付けられており、この御遠忌にちなみ『灌頂の巻』全段を演奏してくださいました。3日は「女院御出家」「小原入御」、4日は「小原御幸」、5日は「六道」「御往生」という演目になっていました。
静かな演奏と心に迫る語りで紡がれる建礼門院様の生涯、お集まりの皆様の心にはどのように響きましたでしょうか?
遥か昔に、確かにあった物語とともに、建礼門院様を偲んで頂ければと思います。



5月6日 落語奉納
客殿にて、三遊亭京楽師匠による落語奉納が行われました。
演目は3つ、秀吉も笑ったと言い伝えられる『平林』、平安時代にも上演されたという『桃太郎』、そして人情噺の名作『文七元結』です。
心地よい出囃子に客殿はとても明るい雰囲気に包まれました!京楽師匠の軽妙で情感あふれる語り、ホロリとする人間模様に、お集まりの皆様の心にもうきうきと明るい、そしてしみじみとした余韻を残すものがあったのではないでしょうか。
 

 

5月11日 大原女時代行列
大原観光保勝会主催による大原女時代行列が、寂光院を出発地として開催されました。
この日はあいにくの雨となってしまいましたが、70名近くの大原女さん達が各時代の装束を身に付け、勝林院までの道のりを2時間ほどかけて歩きました。大原女行列は、今年の秋も予定されています!

 
今年も建礼門院様と阿波内侍様に扮したお二方がおられました。
 

 

5月12日 結願法要
本堂にて、この度の建礼門院800年御遠忌の結願法要が執り行われました。
晴天の下、前日の雨で緑も花もより映えた中で、まさに結願に相応しいお日和であったと思います。
この結願法要をもちまして、御遠忌にちなむ4月14日からの法要・行事は無事全日程を終了いたしました。お力添えを頂いた皆様、ご来賓の皆様、また期間中拝観に訪れてくださった皆様に、心より感謝し御礼申し上げます。
 
 


 

 

 
  6月29日 ギターコンサート
 

 
ギタリスト・ボーカリストの吉川忠英さんと田中彬博さんによる、ギターコンサートが開催されました。
今回寂光院は、コンサート会場の提供という事でご協力させていただきました。
日が落ちるとライトアップされた本堂が異空間のステージのように浮かび上がります。幻想的な中で、伸びやかでしっとりしたギターの音色と歌声が響き、素晴らしい夏の夜となりました。 
 

 
7月25・26日 しば漬け作り(寂光院内行事) 
 
7月25日と26日の2日間にわたり、寂光院職員によってしば漬けの漬け込み作業が行われました。院内行事とありますように、ご参拝くださった皆様には残念ながらご覧頂けない行事でございます。
しば漬けは寂光院が発祥の地とされ、建礼門院さまが「紫葉漬」と名づけられたと伝えられています。
寂光院で作るしば漬けはナス、シソ、塩のみの昔ながらのシンプルなものです。

 

 

 
 9月24日 薩摩琵琶奉納演奏

 
この日は客殿にて薩摩琵琶奏者・井村右水さんによります琵琶の演奏が行われました。午前中から午後にかけ、拝観の皆様がお集まりになり次第随時演奏して下さいました。
演目は『建礼門院大原入り』(井村右水さん作)です。
こんなに間近で生の琵琶を聴く機会はなかなか無いかと思います。沢山の方から「貴重な体験だった」というお声を頂きました。
 

 
 12月21〜23日 かぼちゃ炊き法要
 12月22日の冬至に合わせ、前後3日間でかぼちゃ炊きを行い、拝観の皆様にも召し上がって頂きました。
冬至の日には「ん」の付く食べ物を食べると運が付くといい、かぼちゃ(なんきん)を食べるようになったと言われます。また、冬至にかぼちゃを食べると無病息災の御利益があるとされています。
とても冷える3日間でしたので、温かいかぼちゃの優しい甘みに皆様ほっとしていらっしゃいました。



 

Copyright (C) 2010 Jakkoin Temple. All Rights Reserved